リフォーム・リノベーション専門雑誌「プランドゥリフォーム」に掲載中のコラムのウェブ版です。
ワンコの名前はわかっても飼い主さんの名前は…あれ?なんだっけ?
○○ちゃんママ、△△ちゃんパパ、何年経ってもそうなのだ。
わたしの周りだけなのかもしれないが、「ワンコあるある」を少しご紹介すると、その1、ワンコを連れていないと飼い主のママもパパもわからない その2、ワンコの名前はわかっても飼い主さんの名前はほぼ知らない。ワンコ族の間では、ワンコの名前+ママ・パパで呼び合うのが普通になっている。チョコちゃんママ、クッキーママというように覚えているので、何年たっても苗字さえ知らないワンコママ・ワンコパパがたくさんいるのだ。そして2代目のワンコになっても、呼び名は1代目のワンコの名前のまま変わらない。わたしの呼び名も、お兄ちゃんワンコの名前+ママのままだ。
よく、ワンコと飼い主の顔は似ているといわれる。お兄ちゃんワンコと一緒にお散歩デビューした時、まったく初対面のワンコ族の輪の中に入って、「はじめまして~」とご挨拶をしながら、ワンコと飼い主さんたちの顔をまじまじと見比べていたのを覚えている。その時の感想は「ん?確かに似ているかも」。顔や髪形を含めて雰囲気がなんだか似ているのだ。 勇敢な感じの男性のワンコは勇ましい顔、おっとりした奥さまのワンコは優しい顔、パキパキした女性のワンコはキリリとした顔と、飼い主に似て個性豊かなワン 一説には、ワンコが飼い主の顔に似てくるというのもあるようだが、さて我が家はどうだろう。
イマドキは便利なアプリで、人もワンコも顔を変えることができるけれど、目が小さくても、鼻がとがっていても、胴が長くても、毛がボサボサでも…やっぱり、そのままの我が家の
ワンコが一番かわいい。わたしに似ているかどうかは別として、やっぱり愛おしい。
作家・エッセイストの千石涼太郎さんのエッセイ
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