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弟ワンコも11歳になり、次のお誕生日がくれば12歳。
あっという間に一緒に暮らし始めて11年以上の月日が経った。

弟ワンコとの出会い

弟ワンコとの出会いは、ブログがきっかけで知り合った方が5匹の赤ちゃんワンコの引き取り手を探していたことからだった。「どの子にしますか」と産まれたばかりの可愛い写真が送られてきた。こげ茶色の子、真っ黒な子、茶色い子、丸々ぷっくりしている子。そのなかで、なんだか頼りない感じのグレーの小さい子がいて、直感的にわたしはその子を選んだ。当時、我が家のお兄ちゃんワンコは7歳で元気盛り。小さい身体ながら、大きな犬にも恐れることなく真正面から向かっていく負けん気の強い子だったので、はたして自分の城にやってくる新しい子を認め、仲よくできるか、とても心配だった。しかしそれは取り越し苦労で、2匹はすぐに仲よくなってくれた。

教育係は
お兄ちゃんワンコ

お兄ちゃんワンコの時は、ワンコ暮らし初心者だったことから「犬の育て方」の本を買った。そして、ご飯のこと・トイレのこと・お散歩のコツ・留守番のさせ方など、
覚えることや教えることの多さが半端なくてびっくりした。“お手”や“ おすわり” を教えるのに2ヵ月以上はかかったし、それ以外にも“ハウス”や“待て”“伏せ”など、教えることは次から
次へとあり、お散歩デビューの前にはお散歩の練習をたくさんしたものだ。さて、弟ワンコにも何から教えたらよいものか。ところが、その悩みはまったくの無用となった。弟ワンコは、お兄ちゃんワンコのやることなすことすべてを横目でチラリと見ながら、お兄ちゃんワンコが理解するコマンドをあっという間に覚えてしまうのだ。本来は群れで暮らす種族のワンコは本能的に仲間を見抜き、生きる術を覚えるのかもしれない。


毎年、誕生日には百均の「ハッピーバースデー帽子」をかぶり、ワンコ友達と記念写真を撮るのが我が家流。この時の「わたしが主役です」と言わんばかりの自慢気な顔が、おかしくてたまらない。
今年もあのドヤ顔を見るために色違いの帽子を探しに行くとしよう。


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