リフォームマンション
休日はホテルのように過ごす くつろぎのセカンドハウス<札幌・マンションリフォーム>
住友不動産 新築そっくりさん マンションリフォーム北海道

L字型に連なる窓を活かして全面開放のリビングに。天井埋め込み式のエアコンや照明、TVボード壁面や柱の大理石、トイレや洗面台のタイルなど細部までこだわった造りです
子供も独立。札幌の家をふたりのリラックス空間に
仕事で24時間気の抜けない生活を送っているYさんご夫妻。出張も多く、オフタイムの空間として大切にしているのが札幌の街なかにあるマンションでした。子育て時には暮らしの拠点としたこともある築13年のマンションを、お嬢さんたちの独立もあり、「ふたりのセカンドハウス」へと全面的にリフォーム。「ホテルのようにくつろげる、スタイリッシュな空間にしたい」と、住友不動産の川上さんに、実際に泊まったホテルのイメージなどを伝えながら相談しました。なかでもご夫妻がこだわったのは、フローリングを張り分けて木目の色合いにグラデーションを付けたLDKと、真四角でコンパクトなアイランドキッチンです。
キッチンは、東京や大阪のショールームも見て回ったご夫妻がひと目惚れしたトーヨーキッチンのもので、艷やかな赤みのあるカッパー色を選びました。また、キッチンの目隠しにはゴールドとホワイトを1対2の割合で配分したルーバーを川上さんが提案。キッチンとのカラーバランスもよく、素敵に仕上がりました。

元の廊下部分も開放して気持ちのよいLDKに。高級感が漂うスタイリッシュな空間には暮らしやすさも計算されています

ご主人こだわりのフローリングは、腕のよい職人さんがグラデーションを付けて施工。左奥のゲストルームは引き戸を開けてLDKとひと続きに
難しい要望もアイデアでプラス効果に変えて解決
「かなり無理なことばかり言ったように思いますが、川上さんは常になんとかしようと解決方法を考えてくれました」と奥さま。例えば、物入れだったスペースに冷蔵庫を入れたいと希望しましたが、幅が足りなかったため、デザイン面も考慮しながら、少し斜めに壁をふくらませて対応。リビング側から見ると自然なラインになっており、ほどよいアクセントになりました。
「天井が10㎝上がったのも、部屋が広く見えてうれしいですね」と奥さま。どうしても天井の高さに差が出て段ができる元の廊下とリビングの境には、ライン状の間接照明を仕込み、演出効果も発揮させました。「川上さんは最初から好印象でした。プランを押し付けることなく、こちらの希望一つひとつに対して、費用がいくらかもきちんと答えてくれる。予算も立てやすかったですね」と奥さま。忙しさから離れた快適な住まいで、オフタイムを楽しむご夫妻です。

壁を取り払ってリビングとひと続きにし、インテリア性の高いアイランドキッチンを設置。収納や冷蔵庫の配置も見た目にすっきりスマートに。ルーバーで緩やかに仕切っています

コーディネーターも交えて打ち合わせを重ね、中央に向かって明るくなるように木目調のフローリングを張りました。ルーバーや間接照明などデザインの調和も図っています

既存の洗面化粧台には、壁にタイルを貼って素敵なワンポイントに

引き戸を開け放ってもやんわり視線を遮れるゲストルーム。収納(右のドア)の隣には、マットレスがぴたりと収まるスペースも設けています
Data
- 築年数:13年
- 種別・構造:鉄筋コンクリート造
- 床面積:109.33㎡
- 工期:約3ヵ月
- リフォーム費用:~2,000万円
- プランドゥリフォーム vol.33 掲載