リフォーム戸建て

寒さを根本から解決して１階全面に床暖房を導入　高断熱改修で防音効果も発揮　<札幌・リフォーム・戸建て>

アシスト企画 Renovation＆Reform

13年前に中古住宅を購入した時から、いつかリフォームしたいと考えていたＩさん。インテリアの参考にしようと訪れたアシスト企画のモデルハウスが縁で、設計・施工をお願いすることにしました。
寒さが悩みだった築34年は、断熱・気密の向上と憧れの床暖房が叶い、冬が楽しみに。開放感を重視した間取りやスムーズな家事動線からグランドピアノの設置まで、さまざまな要望も実現できて、快適性とデザイン性を有するイメージ通りの住まいになりました。　

最初から設計担当も同席で要望を伝えやすい雰囲気に好感

以前からリフォームを検討していたＩさんは、アシスト企画と出会う前から複数の施工会社に声をかけていました。この会社を選んだ決め手はなんだったのでしょうか。

ご主人　ひとつは、プロならではの提案をしてくれたところですね。わたしたちにはリフォームへの思いがたくさんありましたが、こちらの要望をなぞるようなプランは期待していません。プロの意見も聞きたかったんです。その気持ちに応えてくれたのが、この会社でした。

奥さま　それと、相談の最初から設計担当の方も打ち合わせに加わってくれたのがとてもよかった！　営業と設計、それぞれの担当者と会うのが別の日だと話の行き違いが生じそうでしょう。その点、アシスト企画さんは、いつも営業と設計の担当が揃って打ち合わせに参加するので、意思疎通がスムーズでした。

アシスト企画（以下、担当者）　ご夫妻は家づくりに明確なイメージをお持ちでしたので、可能な限りご要望にお応えするよう努めました。

奥さま　ちょっと難しいかなと思う要望も、いろいろ試行錯誤してくれましたね。その前向きさがよかったので、この会社といっしょに家づくりしたいと思いました。

出窓を３連窓に変更して表情を一新。リビング奥には書斎スペースを確保。お子さんたちのスタディルームとしても活用する予定です

大量の本類は書斎スペースの壁面書棚に収納。リビングとの仕切りにデコマドを採用し、視覚的な広がりを持たせました

もう冬のガマンは要らない足元からの暖かさを実現

建て替えを検討したこともあるというＩ邸は、冬の寒さが大きな悩みでした。問題を解決して快適に暮らすため、アシスト企画は断熱改修をしっかり行うことを提案しました。

担当者　基礎と壁の全面に断熱補強を施しました。窓はすべてトリプルガラスのサッシに交換し、屋根も防水屋根に架け替えました。

ご主人　長期優良住宅化を希望したところ、基礎部分がいまの基準に達していないということで、断念しました。

担当者　代わりに「こどもエコ住まい支援事業」の補助金利用をご提案しました。Ｉさまは子育て世帯で、対象要件を満たしていますので。

奥さま　１階フロア全体を床暖房にしたのは、わたしの希望です。友人の家が全面床暖房で、寒がりのわたしは遊びに行くたびに憧れていたんです。

ご主人　床暖房は家具の置き方を制限されないので、その点もよかったです。前はパネルヒーターが邪魔になることがあったので。

写真奥に見えるのは脱衣室。小さいスペースながらタオル類や着替えが入る棚があり、入浴時にはドアを閉めてドライルームと仕切れるなど、使いやすさに配慮されています

ふだん用の衣類収納を兼ねたドライルーム。カウンターはミシンを出して裁縫を楽しむ場所としても最適です。カウンター下は購入予定の衣装ケースが収まる寸法を指定

床暖房の導入により、どこで過ごしても足元からぽかぽかの１階。シンプルな空間に黒色を効かせたLDKのインテリアデザインに、住む人のセンスが光ります

動線プランも設備選びもキーワードは「家事ラク」

１階は、玄関ホールから右方向のＬＤＫへ、左奥のファミリークローゼット兼ドライルームへ、自由に移動できる動線を確保。行き止まりがなく、とても使いやすそうです。

奥さま　以前の家も回遊動線で動きやすかったので、リフォームにも取り入れました。それと、うちは夫婦共働きで家事も分担しているので、「家事は時短で、ラクしたい」というのが共通の意見なんです。例えば洗濯から収納まで１ヵ所で済めば、衣類を持って１階と２階を行ったり来たりする必要がないですものね。

担当者　洗濯する場所に洗面台を置きたくないと奥さまが要望されたので、洗面スペースをトイレ前に独立させるプランをご提案しました。

ご主人　洗面台とキッチンは、天板に継ぎ目のないものを選びました。シンクも淵に汚れがたまらないデザインにこだわりました。

担当者　床材も手入れの手間がかからないように、汚れに強くノンワックスのものを採用しています。

キッチンの下がり天井は奥さまの要望。ご夫妻で設備や内装の色調を吟味し、シンプルでありながらメリハリのある空間を完成させました。ダイニングのデコマドが開放的

ご主人こだわりのキッチンは洗練されたデザインが人気の「グラフテクト」。東側に増やした窓から陽が入り、朝食の支度から気持ちが弾みそうです

こだわりのデザインが暮らしに楽しさを添えて

シンプルな空間に黒を効かせたインテリアがモダンな印象のＩ邸。スケルトン鉄骨階段やデコマド（室内窓）など、暮らしに楽しさを添えるアイデアもしゃれています。

奥さま　玄関から入ってすぐ目に入る鉄骨階段は、手すりと踏み板に木を使ってもらいました。感触も印象も優しくなると思って。

ご主人　黒の室内ドアとデコマドはモデルハウスのものを参考にしました。キッチンは、よく料理を担当するわたしのこだわりで、この「グラフテクト」を選びました。スタイリッシュで、手入れもしやすいところが気に入っています。あと、コンロ周りの壁はマグネットタイプにしてもらいました。

元８帖の和室も取り込んで、広がりのあるホールを実現。奥さま愛用のグランドピアノもゆったり設置することができました

ホールへの扉は天井までのハイドアを採用。ホールとLDKの床を継ぎ目なくつなげて視覚的な広がりを演出しています

洗面スペースはトイレ前に独立させて。ヘリンボーンのタイルが楽しげな表情。天板とシンクは掃除のしやすさも考慮

就寝前に読書が手軽に楽しめるように、２階ホールに本棚を設置。階段上部の窓から差し込む光がホールを明るく保ちます

担当者　グランドピアノは設計担当と検討した結果、玄関ホールを広く取って、見せるスタイルをご提案しました。

奥さま　しっかりと断熱補強してもらったおかげで、防音効果も高くなり、子供たちのピアノ練習も心置きなくさせられます。

ご主人　わたしのギターコレクションもピアノスペースに掛けたかったので、壁を補強してもらいました。ここにあれば、気軽にギター演奏が楽しめますからね。

奥さま　子供たちといっしょに演奏して、行く行くは小さな音楽会でも開けたら、きっと楽しいですね