自分サイズの平屋に減築。 好みの内装で愛犬とゆったり＜札幌・戸建てリフォーム＞

無垢フローリングを扱うシーゲルのショールームで目に留まった壁の仕上げを、キッチンに再現。凹凸を付けながらランダムに貼られた木の質感に「満足してます」とOさん

減築費用はかかっても、希望がすべて叶えられる平屋を選択

ご両親から受け継いだ２階建ての家が「自分には広すぎる」と感じていたＯさん。日常的に使っているのは１階だけで、２階は正直なところ物置代わり。新築から38年が経ち、カビ臭さなどの不具合も目立っていました。そこで、自分の暮らしに合う住まいへとリノベーションすることを計画。インターネットで複数社にプランと見積もりを依頼しました。「Ｒ＆Ｒスタジオのプランで目を引いたのが、ダイニングの３連の窓。見た瞬間に、この会社だ！と思いました」とＯさん。壁一面が窓になるくらい大きな開口が欲しいという要望に対して、既製サイズでコスパよく希望に近づけられるよう考えられた提案でした。

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Oさんが希望する窓の大きさをクリアしながら、コストパフォーマンス面も考慮して提案したのが、高さのある３連窓。右端の１つはテラスドアとして庭との出入りにも使えます

棚側の壁にはサブウェイタイル風のクロスを貼って。天井の板目調のクロスは、希望に沿ってR&R studioが用意してくれた２種類から選びました

また、「平屋がいいな」と思っていたものの、減築費用がかかることから決断しきれずにいたＯさんに対して、平屋と２階建ての２種類の見積もりを作成し、予算内で何がどこまでできるかを比較検討できるように用意。結果、憧れの平屋に決めました。入居した４月にはまだ寒い日もありましたが、室内はふわっと暖かく快適です。

リビングと洋室の間は光が透ける半透明の建具でほどよく仕切って。コーナーの高窓は光の差し込み方を熟知しているOさんの要望で配置しました

明るく光が回るユーティリティ。フロートタイプの洗面台と鏡の間に貼った名古屋モザイクタイル以外、壁は全面エコカラットに

何度も通った各社ショールームでは設備機器だけでなく、内装もチェック。玄関ホール、トイレ、洗面、納戸にはデザインの異なるエコカラットを採用しました

決め手のキーワードは“ひと目惚れ”

インテリアにこだわりを持つＯさんは、ＷＥＢサイトで好みの設備機器や内装材を探し、ショールームや店舗で実物を確認。キッチンの凹凸感のある板張り仕上げや玄関ホールやトイレ、納戸、ユーティリティにエコカラット随所に取り入れたのも、すべてショールームでの”ひと目惚れ“が決定打になったといいます。インスピレーションにピピッと反応したものばかりに囲まれて暮らす心地よさが、室内全体から伝わってくるＯ邸。
お気に入りの場所で悠然と過ごす愛犬とともに、ゆったりと穏やかな時間が日々刻まれていくことでしょう。