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後悔しない会社の選びかた

会社選びのファーストステップ

リフォーム成功のための秘訣は
「あなたの気持ちを理解してくれるパートナーを選ぶ」こと。
だからこそパートナー選びは慎重になるもの。
だけど慎重になりすぎて、一歩を踏み出せない…
そんな方は「思い込み」で損をしてるかも?
正しい認識で、自分の想いをカタチにしてくれるベストパートナーを選びましょう!


会社選びに必要なことは専門雑誌に掲載されている施工会社や、費用明細が明確、電話応対のマナーなどで判断すること。相性が合う会社を見つけましょう。

思い込み1:悪質業者が多いんじゃない?


 そんなふうに心配をしすぎてリフォームの実行に二の足を踏んでいたり、リフォーム会社選びで疑心暗鬼になってはいませんか。
 あらためて言うまでもないのですが、多くのリフォーム会社は公正なビジネスを行う信頼のおける業者です。本誌紹介の事例をはじめ、毎年たくさんの施主が納得と満足のリフォームを実現しています。手前味噌になってしまいますが、リフォームの専門雑誌で施工例を紹介できるような業者であれば、まず安心です。
 とはいえ、リフォーム会社に関してまだ不信感を抱く人がいるのも、無理はないかもしれません。たしかに、テレビや新聞で悪質業者のニュースをよく見聞きし、リフォーム工事をめぐるトラブルは後を絶たない印象があるからです。


会社選びに必要なことは専門雑誌に掲載されている施工会社や、費用明細が明確、電話応対のマナーなどで判断すること。相性が合う会社を見つけましょう。

 リフォーム業は小規模工事であれば建設業許可を受けなくても営業できます。極端にいえば、まったくの未経験、無資格でも参入できてしまうのです。これが悪質な業者のはびこりやすい条件のひとつになっています。
 悪徳・悪質が疑われる要注意ケースは、かなりはっきりしています。

屋根や外壁といった外から見える部分の補修を勧める訪問販売に多いようです。
 たとえば、前触れもなく訪問して住まいの無料点検を申し出る「点検商法」。実際はなんともないのに「床下が傷んでいるので、すぐに修理が必要」などと不安を煽って契約を急かします。ウソの写真やビデオを見せてだますという、念の入ったやり方もあるそうです。
 また、屋根や外壁の補修などを格安で請負い、工事が始まってから「実は屋根裏が腐っていて……」「壁に耐震補強をしないと……」といっては次々に不必要な高額工事を追加していく「次々商法」という手口もあります。

施工実績や施主の声で力量を知ろう

 しかし、間取り変更やインテリアの一新といった、じっくりと打ち合わせの必要なリフォーム工事には、こうした悪質業者は、まず関われません。打ち合わせをしているうちに馬脚を現してしまうからです。

 リフォーム会社を選ぶには、やはり、実績や得意分野などをよく調べてみることが基本
 以前、本誌にこんな記事がありました。期間限定のキャンペーン価格だという工事代金の安さにひかれて契約したものの、業者の力不足で欠陥工事になってしまい、やり直し工事を結局、別のリフォーム会社に発注することになったケースです。悪質業者ではないにしても、力量を見誤って頼むと、トラブルの種になりがちです。かといって「いちばん安心できるのは、この家を建てた会社」と考えて、リフォーム工事の依頼先としてハウスメーカーもしくは系列の工務店以外は検討しないのも狭すぎます。


 安心は当然のこと、仕上がりの満足と感動までも求めたいのが理想のリフォームではありませんか。であれば、気になるリフォーム会社をいくつか候補に選び、よく比較検討してみなくてはなりません。様々な業者の施工実績や施主の声を継続的に紹介している専門誌が役に立つ理由です。

思い込み2:リフォームって工事代金が不明朗?


 ある意味、そう言えるかもしれません。リフォームでは、工事の規模や仕様が物件ごとに細かく異なり、費用の相場が分かりにくいからです。
 キッチン・浴室・トイレ・壁や天井のクロス・床材など、部分ごとのリフォームであれば、標準工事費を明示している会社もありますが、これもひとつの目安にすぎません。施工現場の状況によって、あるいは設備仕様を変更してもらうと、大きく工事費用が変わるのは普通のことです。


会社選びに必要なことは専門雑誌に掲載されている施工会社や、費用明細が明確、電話応対のマナーなどで判断すること。相性が合う会社を見つけましょう。

費用明細の示し方も業者選びのカギ

どんぶり勘定やアバウトすぎる見積りではなく、工事内容を踏まえた費用明細を示せるかどうかも、リフォーム会社を見極める大きなポイントです。相見積りをとって、複数のリフォーム会社を比較検討するうえでも、このことは大切です。

設備や材料の仕様と単価、工事内容といった明細を見積りではっきりと提示できるのが、信頼できるリフォーム会社です。工事内容が未確定なので当初の見積りは参考程度の大まかなものであっても、施主との打ち合わせを通じて工事内容が明確になるにつれて、金額もよりはっきりしてきます。その点では、リフォーム工事の代金も明朗ですし、また明朗でなくてはなりません。


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