1. HOME
  2. リフォーム・リノベーションを知る
  3. リフォームのお悩みあれこれ
  4. 後悔しない会社の選びかた

後悔しない会社の選びかた

リフォーム会社の選び方

リフォーム会社をどう選ぶか?よい会社の見極め方は?はじめてのリフォームを実行するA子さんに、友人で経験者のB代さんとC恵さんがアドバイス。リフォーム女子会がだした結論は?



■思い立ったら、プラン作成と見積りを依頼


A子 2世帯リフォームをすることを決めて、楽しみな半面、ちょっと不安もあるの。

B代 どんなこと?

A子 ますお金。果たして予算内で思った通りのリフォームができるかどうか?

B代 そうね。パッケージ料金のプランもあるけど、大がかりなリフォーム工事はオーダーメイドの部分が多いよね。今の家の状態もあるし。私もそうだった。

C恵 だから、リフォームを実行に移すなら、施工会社にプランと見積りをだしてもらうこと。お金も工事内容も、これでずいぶん見通しが立って、不安もずいぶん解消されるよ。

B代 最初のプランと見積りは、ほとんどの会社が無料で作成してくれるし。

A子 でも家族内でまだ要望をまとめきれていないのよ。もう相談してもいいのかしら。

C恵 要望の上位3つか4つ決まったら相談してもいいと思う。

A子 ふたりは何社くらいに見積りとプランを依頼したの?

B代 私は3社.

C代 私は4社だしてもらった。そのうち1社は見積りをもらった時点で候補から落ちた。

A子 どうして?

C恵 見積りがあまりにもアバウトで、一式としている部分が多かったの。

B代 何社かから見積りをもらっているのに、あまりどんぶり勘定だと比較できないものね。

C恵 このあと、施工会社に相談しながら、リフォームプランを固めていくのが流れだけど、工事内容が変わっても、最初の見積りが大ざっぱすぎると、どの部分がどう変わったか分かりにくいし、説明されても納得しづらいのよ。

A子 なるほど、ほかに気をつけておくことはない?

B代 当たり前だけど、各社に見積りやプランを依頼する時は、同じ内容と条件で依頼すること。あとは、もし聞かれたら相見積りをお願いしていると教えてもいいと思う。

C恵 でも、他社の見積り金額をいって、これより安くなどと交渉するのはダメ。見積りにはその会社の提案力や対応力の金額も含まれていると考えたらよいと思うよ。

B代 その提案力や対応力を検討するのがリフォーム会社選びの次の段階ね。

A子 わかった。さっそくプランと見積りを頼んでみよっと。


◎まとめ
・雑誌などで多くの施工例を見て、その会社の実績や得意分野を知る。
・リフォーム会社の担当者にじかに会って相談し、相性を確かめる



■質問・相談で会社や担当者の力量を判断


A子 さっき話にでたリフォーム会社の提案力とか対応力は、どう見極めたらいいの

C恵 その会社の施工例をたくさん見るのが確かだと思う。
雑誌やホームページでたくさん見れるし、リフォーム会社に行けば施工実績のファイルとかも見せてもらえる。
リフォーム前後のビフォ―・アフターの間取り図や写真が参考になる。資料請求するのもいいわね。

B代 会社によって得意分野があったりするから、そのあたりも注意するとよいかも。
マンションが多い会社や戸建てが多い会社、大がかりなリフォームは得意じゃない会社とか。
建ててくれた会社以外にも、個性的な空間や細部のこだわりが自分好みのところがでてくるかもしれない。

C恵 いろいろ見て3~4社くらいに絞れないうちは、どんなリフォームにしたいか、大切な部分に曖昧さが残っているかもしれないな。

A子 イメージはかなりはっきりしてきたところなの。

B代 だったら、もう候補の会社に相談してみていいと思う。闇雲に聞くのではなくて、プランのアドバイスをもらうつもりで、自信のないところ、無理かなと思うところを話してみるといいと思う。

C恵 その回答によって、こちらの要望をしっかり受け止めてくれてるかどうか、無理なところは無理と説明してくれて、実現できるプランを逆に提案してくれるようなところが見つかるといいね。

C恵 どちらにしても、しっかりとした説明があれば、お客さんとしても納得ができる。たぶん担当者の相性って、こんなところで感じると思う。


◎まとめ
・遠慮せず要な質問・相談をたくさんする。その回答でリフォーム会社の力量が分かる。
・「YES」だけでなく、「NO」も、担当者の誠実さのひとつのしるし



■やはり最後は感覚・相性を大切にしよう


B代 A子さんは2世帯同居のリフォームだから、訪問販売に多い悪質リフォーム会社の心配はないと思うけど。

A子 それが危なかったの。キャンペーン価格に惹かれて、玄関周りだけ先にリフォームしておこうかと、お義父さんが。
実際に悪質だったかどうか分からないけど(笑)。
玄関も大きく変更するつもりだから、単独ではいくら安くても問題外。お義父さんには旦那がうまく説明してくれたから大丈夫だった。

B代 2世帯同居は当事者が多くて大変そう(笑)。

A子 うちは仲がいいから。でも、リフォームでぎくしゃくという記事もあったわ。

C恵 担当者の力量によっても相当違ってくると思う。リフォームでライフスタイルや家族関係も変わることがあるみたいだから。リフォームで家族関係もよくなるのが理想的。

A子 仲のいい家族だけど、細かい意見の違いはあるので、担当者にはその調整役も期待しているの。

C恵 そうするとリフォーム会社の担当者には、いろいろなものが求められるのか。私には勤まらない仕事だわ。

B代 担当者に対して減点主義でいくよりも、自分の感覚とマッチする部分が多い会社を選んだらよいのでは。

C代 あくまでも自分にとって、今回のリフォームにとってのベストを選ぶ。

A子 やっぱり話は、肌合いや相性に戻るわけだ。

B代 そう。うちも将来は2世帯同居の可能性があるから、A子さんからたっぷりアドバイスをもらわなくっちゃ。その時はよろしくね。


◎まとめ


・2世帯同居など、当事者の多いリフォームほど、会社選びを慎重に。  
・一定の能力を持つ会社をいくつか絞ったら、減点法ではなく、感覚を大事にして決めてみる


おすすめ記事