リフォーム戸建て
大好きな家具が映える住まいへ。間取りを変えずに快適性も向上。<札幌・戸建て・リフォーム>
三五工務店 35リフォーム
以前からデザインが好みだった会社を知人に紹介してもらって
いまは夫婦ふたり暮らしのIさんは、老後を見すえてリフォームを検討。互いのプライバシーが保て、好きなモノに囲まれた暮らしがしたいと考えました。もちろん、寒さや水回りの改善も要望。三五工務店に依頼したのは奥さまのご意向です。「わたしは以前からモデルハウス見学が好きで、三五工務店さんがつくる家はいつも素敵だなぁと思っていました」と話し、「リフォームするならこの会社に」との想いがあったといいます。
しかし一方で、フルリフォームのような大規模改修は望んでいないため、「依頼するには敷居が高いかな」という躊躇も。そんな気持ちの揺れを住宅建築に詳しい知人に話したところ、「相談してみたら?」と三五工務店の山本さんを紹介してくれました。話をしてみれば心配は無用だったようで、晴れて依頼できることに。こうしてI邸のリフォームはスタートしました。
愛用の家具や雑貨類を魅力的に見せる空間が完成
間取りに手を加えたのは、1階の洗面・ユーティリティと和室の押入れ部分、2階洋室のクローゼットの一部。I邸は既存の間取りを活かしつつ、室内の印象を大きく変えました。 その要因の一つが、シンプルなインテリア計画です。絵画や飾り棚が引き立つよう、玄関からLDKまで壁を白色で統一。床もキッチンまで継ぎ目なく、天然木突き板のフローリングを張って、視覚的な広がりを持たせました。奥さまのご要望で吹き抜けには化粧梁をプラス。質感も色も愛用のテーブルと調和して、楽しい雰囲気になりました。
和室を残そうと提案したのはご主人です。休日にくつろいだり、お子さんたちが泊まったりと、多目的に使えるからです。最初はキッチンに変更したいと考えていた奥さまも、ストレッチ体操に利用するなど、大いに活用しているそうです。
床暖房とパネルヒーター新設で暖かく快適な暮らしへ
LDKの暖房はリビングのFFストーブ1台だったI邸。足元から暖かくするため、リビング・ダイニング・キッチンの3ヵ所に床暖房を敷設しました。玄関の寒さは断熱ドアへの交換とパネルヒーター設置で解決。洗面室やトイレにもパネルヒーターを新設して、どこで過ごしても快適な住まいになりました。
暗かったキッチンは吊り戸棚をなくして、明るい色のシステムキッチンに交換。撤去できない袖壁には、ご主人のアイデアで小窓風の開口を設けました。おかげでリビング側からの光が届き、見違えるほど明るくなっています。
内装と設備の一新で不満や悩みをすべて解消。さらに「心地よく過ごせる幸せ」を得られたのがうれしいとIさんご夫妻。リフォームで毎日を楽しく、年齢を重ねても心豊かに暮らせる住まいが叶いました。
Data
- 築年数:築33年
- 種別・構造:木造2階建て
- 床面積:1階63.35㎡ 2階41.82㎡
- 工期:約3ヵ月
- リフォーム費用:約900万円
- プランドゥリフォーム vol.39号 掲載