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中古住宅+リノベーション/マンション

大好きなバッハの楽曲に浸る音響にこだわったリビング空間<札幌・中古リノベ・マンション>

エミヤホールディングス 住環境事業所

しっかりと防音施工したスピーカー背面の壁には、墨色のクロスを張って

しっかりと防音施工したスピーカー背面の壁には、墨色のクロスを張って


長期にわたる単身赴任。くつろぎを求めて中古住宅の購入を決断


札幌に来て2年。この先6年くらいは単身赴任が続くことから、住まいをどうしようか考え始めたというTさん。悩んだ末に「気に入った場所で暮らせないまま6年も過ごすのはイヤだ」と思い、購入を決めたといいます。リノベーションの依頼先は、提案力の高さ、希望に対して、思いもよらない魅力的なアイデアをいろいろ出してくれたエミヤさんには決定しました。


リビングは夜のくつろぎを重視。ややダーク系の落ち着いた内装を希望しました

リビングは夜のくつろぎを重視。ややダーク系の落ち着いた内装を希望しました

ワインを味わいながらクラシックを聴く楽しみ

高校生の頃からバッハが大好きなTさん。エミヤに伝えた一番の希望は「音楽を楽しむための部屋づくり」。実現させたかったのは、おいしいワインを飲みながら、時には家族や友人と一緒に音楽を楽しめる空間。音響についても知識が豊富なTさんには具体的なイメージもありました。
プランでは、和室部分も取り込んだ広いリビングをつくり、壁や床をしっかり防音するとともに、天井に吸音・調音ボードを施工し、音響を整える計画が立てられました。


和室を解体し、音響のいい広いリビングに。ケーブルの太さや電源によっても音が変わるので、オーディオ用に200Vのコンセントを新設

和室を解体し、音響のいい広いリビングに。ケーブルの太さや電源によっても音が変わるので、オーディオ用に200Vのコンセントを新設

オーディオ用に200Vの電源も引き込んで

Tさんは機器選びにもこだわりを徹底しています。音の立ち上がりがいいアメリカ・クレル社のアンプや、半世紀以上前につくられたイギリス・ガラード社のレコードプレーヤー、音に厚みのあるスイス・スチューダー社のCDプレーヤー。今回の工事では、よりよい音を再現できるようオーディオ用の200V電源も新設。「静寂の深い暗闇から音が立ち上がるような感じ」が楽しめるといいます。念願の音楽空間で過ごす週末は、まさに“至福”。仕事の疲れも癒やされて、リフレッシュ効果抜群です。


平日は睡眠時間を確保できなくなってしまうので「音楽は封印」と笑うTさん

平日は睡眠時間を確保できなくなってしまうので「音楽は封印」と笑うTさん


バッハをはじめ、クラシック音楽のレコードがずらり

バッハをはじめ、クラシック音楽のレコードがずらり

イギリスから直接送ってもらったという、半世紀以上も現役で活躍するガラード社のプレーヤー

イギリスから直接送ってもらったという、半世紀以上も現役で活躍するガラード社のプレーヤー


追加でキッチンもリフォーム

キッチンは当初「あまり使わないだろう」と思っていましたが、いざ暮らしてみると意外とキッチンに立つ時間が長いことに気づき、高身長のTさんが使いやすい高さ90㎝のシステムに入れ替え、吊り棚を撤去してオープンラックに変更。単身赴任だからと妥協せず、マンションを買ってリノベーションしようと決めた自分の考えに間違いがなかったことを実感しています。


ヘリンボーンの床に、カシスレッドが映えるキッチン。オープンラックには、東川町にある緑川木材の3層パネルを使っています

ヘリンボーンの床に、カシスレッドが映えるキッチン。オープンラックには、東川町にある緑川木材の3層パネルを使っています


洗面ボウルと鏡のシンプルなスタイルがお好み。「朝起きて顔を洗う時に、赤い色を見て元気をつけよう!」とレッド系のアクセントクロスを選びました

洗面ボウルと鏡のシンプルなスタイルがお好み。「朝起きて顔を洗う時に、赤い色を見て元気をつけよう!」とレッド系のアクセントクロスを選びました


シャワー派なのでお風呂はサイズダウンして、若干天井を上げました

シャワー派なのでお風呂はサイズダウンして、若干天井を上げました


Data

  • 築年数:27年
  • 種別・構造:鉄筋コンクリート造14階建て
  • 床面積:80.58㎡
  • 工期:約3週間
  • リフォーム費用:~1250万円
  • プランドゥリフォーム vol.34号 掲載