老後だけでなく“いま”を大切に 1年後の定年をにらんで計画＜札幌・戸建てリフォーム＞

建売住宅を購入してから23年、3人のお子さんも巣立ち、1年後にはご主人が定年。家で過ごす時間が長くなることや、以前に比べて寒く感じるようになっていたこともあり、Sさんご夫妻は我が家のリフォームを考えました。
リフォームの一番の目的は、暖かくなること。あとは将来性を考えて、1階だけで生活ができるように和室を洋室に変え、バリアフリーにできればと考えていました。一生懸命に働いてきて、やっとゆっくりできるのだから暖かい家でのんびりゆったり安心して暮らせる家にしたいという思いでした。

その後、雑誌で気になっていた事例があるリビングワークへ足を運び、設計室長の丁寧な話の聞き取りや対応に好感を持ちました。全部で3社に相談しましたが、プランや話しぶりから1番価値観が合ったリビングワークに依頼を決定しました。
工事は定年後と決めていたため、じっくり1年かけて計画していくことにしました。リビングワークのホームカウンセラー担当者に時には同行してもらうことも。担当者がインテリアコーディネーターの資格を持っていたため特に内装選びなどで心強い存在になりました。ダイニングのアクセントウォールやタイル使いなど要所にアドバイスが効いて「ステキになった」とご夫妻共に喜ばれています。

当初は1階だけリフォームするつもりだったご夫妻ですが次第に2階も気になり始め、内装を中心に手を掛けることにしました。必要がなくなった子供部屋の1部屋はご主人の書斎にし、大きかった窓を寒さ対策から3分の2ほどに縮小して床はカーペットに。寝室にはクローゼットを造作し、床と壁を新しくしました。家にいる時間が長くなるので奥さまは1階、ご主人は2階というようにそれぞれの居場所を設けたことで自分の時間を楽しむゆとりの空間ができました。限られた予算の中で多くのことを実現できたことに喜びもひとしおです。