風と光を呼び込む工夫で、のびのび暮らせる心地よい住まい＜札幌・マンションリフォーム＞

壁で囲われ室内を狭く感じさせていたキッチン。壁を撤去してキッチンの向きを変更し、ご主人のイメージ通りのリビングとつながったセミオープンキッチンが完成しました。奥に見える泡入りガラスの室内窓から、玄関に光と風を届けます。

リビングの奥にあった６帖の和室を、寝室として使用することにしたＳさんご夫婦。４.５帖の和室とウォークインクローゼットを造り、日中は引き戸を開けリビング空間としても使えるスペースにしました。

アウトドア用品が収まる納戸は、湿気がこもらないようにルーバー扉と風抜き穴を設けています。

玄関横の土間収納の塗り壁は家族で塗りました。廊下側の上部にスリットを開け、通気にも配慮しています。普段履きの靴のほか、ワインや根菜置き場としても活躍します。

依頼先を北王に決めたのは「既存のもので使えるものはできるだけ活かしましょう」といってくれた担当者とリフォームモデルルームのセンスのよさでした。
ご主人がこだわったのは広いリビングスペース。寝室スペースをどう取るかで検討を重ね、和室もリビング空間に取り込めるプランにすることに。日中は引き戸を開けて大きなリビングスペースとして、夜は引き戸を閉めて寝室として使えるよう大容量のウォークインクローゼットも新設しました。
湿気対策として、土間収納・納戸・子供部屋の要所に風抜き穴を造作。日中でも暗かった玄関には室内窓を造作、リビングからの光と風を取り入れられ、インテリアとしても暮らしに楽しさを添えてくれます。
ダークトーンで統一した床や棚、スタイリッシュなキッチン、光を広げる白い壁。一つひとつにこだわって完成したＳ邸は、洗練されたデザインセンスとのびのび暮らせる開放感に満ちていました。