設備仕様を一新した新築同等のバリアフリー住宅＜札幌・2世帯リフォーム・戸建＞

ミサワホーム北海道　リフォーム事業部

お母さまを亡くされた後、ひとりで暮らすお父さまとの同居を決意したＩさんご一家。お父さまが２階の居室を望まれたことから、２階に５部屋を設けるための増築が必要となりました。依頼は、家を建てたミサワホームと当初から決めていたIさん。この機に古い部分を一新して新築のようにしたいと希望しました。新しい内装や建具、設備のほか、熱源は灯油からガスに変更してエコジョーズを導入。暮らしやすさが向上する設備仕様も採り入れ、約20年前に建てられた家は最新型の住まいに変身しました。

爽快なブルーが気に入って選んだシステムキッチン。空間のアクセントカラーとしても効いています。

大家族が使う洗面室には大容量収納を配置。。ミラーも4枚の幅広で、並んで使える大きさです。

お父さまへの配慮は十分に。真新しい住まいで同居

新築と同等の住まいを実現するため、基礎と主要構造材を除くすべてを最近の新築住宅と同じ仕様にしてリフォーム。さまざまな最新設備を採用。脳卒中で倒れたことのあるお父さまのために、１階はバリアフリー化して、より安心・快適にする機能もプラスできました。
２階居室を希望されたお父さまには、階段に近い部屋を用意。出窓がある唯一の部屋で眺めもよく、外の景色を見ながらトレーニングができます。

家族6人の靴を収めるため、カウンター式の収納をプラス。玄関は以前より大きなタイルで目地が減り、掃除しやすくなりました。

浴室の出入りに段差がないのはもちろん、さまざまな機能が盛り込まれています。

1階のトイレは収納スペースを取り壊して面積を拡張。扉も引き戸に替えています。

通いが同居になり、負担が激減

お父さまが近くに住んでいたので、3食つくるのが日課でしたが、子供たちの食事も用意しなければならず本当に大変だったとのこと。同居してからは時間的にも体力的にも負担が減ってラクになったそうです。

子供部屋全室に大型のクローゼットまたはウォークインを設置しています。

既存のウォークインクローゼットを取り払い、主寝室とお父さまの部屋の2室に分けました。

制約のあるなかで4LDK→6LDKが実現

Ｉさまのご要望は、2世帯同居のために４LDKを6LDKにリフォームし、新築のように新しくしたいとのことでしたので、壁や床から熱源まで、すべてを入れ替えました。木質パネル接着工法のミサワホームは頑丈で耐震性に優れる点が最大の特色ですが、それゆえに間取りの変更には制約があり、増築では1階和室の屋根パネルをはがして平らにし、床パネルを張り直すという大きめの工事を行うこととなりました。