老朽化を解消して母と同居。家族や友人の笑顔が集う開かれたリビング<厚別・戸建てリフォーム>
札幌東急リフォーム

玄関とリビングの中間となるホームは、フリールームとしても活用度大。「冬も意外と寒くないんです」と奥さま
築30年を超す凝った設計の住まいに、丁寧に手を加えながら暮らしてきたIさんご夫妻。
簡単には直し切れない雨漏りを機に、家全体を見直すフルリフォームを決断しました。

床暖房付きの灯油ストーブ1台で厳寒期も十分に暖か
滝のような雨漏りに観念し、信頼している会社に依頼
これまでに何度かリフォームの経験をされてきたIさんご夫妻。10年ほど前のトイレと洗面台のリフォームで、相場よりもかなり高い上に施工に不満が残るという苦い経験をしたため、今回は7年前に友人から紹介された札幌東急リフォームへ依頼することに。その時のキッチンリフォームの仕事ぶりに満足し、住まいの相談をするようになっていました。
一昨年の秋、ダイニングの出窓に滝のような雨漏りが発生。雨漏りは数年前から目立ち始め、応急処置でしのいできましたが、本格的に直さなければならないと観念。ほかの気になるところもまとめて直すリフォームを計画することにしました。また、同じころ、道外で暮らされていたお母さまとの同居も決定。

プラン変更で設けたダイニングの収納は食器入れに。造作収納の扉は壁になじむ白で統一しました

高さがあるため、キッチンに置けなかったパン発酵器。吊り戸棚などを新たに造作してビルトイン
出窓の雨漏りから冬場に凍るシャワー、出の悪い水道、暗い廊下、LDKの寒さ、屋根から落ちた雪の排雪のしにくさなど、問題は多岐にわたっていました。
打ち合わせを重ね最終的に決まったプランには、リストアップした以外の小さな希望も多数盛り込まれました。最も感心したのは玄関に直結した多目的なホール。帰省したお子さんやお孫さんでにぎわったり、ご近所の方々が集まるI邸の日常を知るからこその提案でした。日本家屋の縁側のような自由スペースを加えることで、住空間に明るさと開放感も増しました。

ぬくもりある和室はお母さまの部屋。家業が木材店だったという話から木を多用するしつらえに

ダイニングにいても来客がわかるほど、全体が見通せる開放的なパブリックスペース

既存を活かした目透かし天井。突き板のシーリングライトとあわせて木のぬくもりを演出
住んだまま工事は進行。現場のチームワークに感心
生活に必要なキッチンや浴室の工事を先に終えてもらうことで、工事中に仮住まいをせずにすんだご夫妻。代わりに日々、工事現場を眺めながら約半年を過ごしました。「ずっとそばにいるので、工事の様子がよくわかりました。笑い声の絶えない明るい現場で、みなさん仕事が丁寧。その場ですぐに相談できたのもよかったですね」と奥さま。建築士と現場のチームワークのよさにも感服。工事を見守ることで、住まいへの愛着がひときわ増すリフォームとなりました。

元車庫は外気温を利用した食品庫に変身。高さもあり、物置としての収納も抜群です

輸入の無垢板フローリングを用いたフロア。凝った造りの既存室内ドアはそのまま活用しました
Data
- 築年数:33年
- 種別・構造:木造2階建て
- 床面積:1階78.60㎡、2階51.06㎡
- 工期:約6ヶ月
- リフォーム費用:~2,000万
- プランドゥリフォーム vol.32 掲載
- 会社名:札幌東急リフォーム