小予算で、すぐにもできる ポイントリフォームアラカルト

ちょっとした改善で、暮らし心地は、ぐんとアップ。
予算少なめでも可能な、比較的小さなリフォームのアイディアを紹介します。ぜひ、ご参考に。

複数照明で雰囲気を変えよう


複数照明で 雰囲気を変えよう

 部屋の模様替えに、もう一つひねりを加えたい―― そんな時には、照明を工夫してみましょう。比較的費用をかけずに空間の雰囲気を変えることができるので、コストパフォーマンスの良いポイントリフォームになります。
 リビング・ダイニングに照明を複数設置するのがおすすめです。たとえば、室内全体を照らす主照明のシーリングライトの他にスポットライトを取り付けてみてはどうでしょうか。
 ライティングレールに4つのスポットライトを付ければ、1つは壁に向けて間接照明に使い、2つは読書のために手元を照らす役目に、もうひとつはキャビネットなどの上に据えた置物やオブジェを引き立てるのに用います。
 夕食後など、家族がリビングで思い思いの過ごし方をするとき、主照明を消して、スポットライトを点けてみると、いつもよりもリラックス感のある時間に変わりそうです。

 
 

「リビングで勉強」が常識


「リビングで勉強」が常識

 お子様はご自宅のどこで勉強していますか? 子供部屋? そもそも勉強していない?
 いま小学生が子供部屋ではなく、リビングやダイニングといった親の目の届くところで勉強する「リビング学習」が広まっているそうです。人によっては、もう常識、とまで言います。
 勉強に集中できるようにと個室を与えても、小学生は一人では集中力が続かないもの。かえって適度にリラックスでき、親の声掛けがしやすいリビングやダイニングの方が勉強に向いている、という説明にはうなずけます。小学生だけでなく、ケータイやスマホが気になって教科書に意識が向かない中高生にも、勉強の環境づくりとして検討の価値ありかもしれません。
 子供用のカウンターデスクやリビング用の勉強机、シーリングライトなど、メーカーではリビング学習に適した商品を販売しています。リビング・ダイニングのリフォームに取り入れてみてはいかがでしょうか。

 
 

カーテンの衣替えしませんか?


カーテンの衣替えしませんか?

 秋から冬にかけては、窓辺の演出に凝ってみたいもの。そこで、カーテンの衣替えをしてみませんか。部屋の印象が大きく変わります。
 部屋の雰囲気をちょっと上品にしたいのなら、無地カーテン。壁紙との調和を考えて色を選びます。ただ、そのままでは華やかさに欠けるかもしれないので、カーテンを束ねるタッセルで遊んでみましょう。ビーズやボンボンを使った凝ったデザイン、あるいは幅広で色柄や織柄の目立つものがアクセントになります。
 窓に近い側からレースカーテン、厚手のカーテンの順に下げるのがふつうですが、順序を逆にしてみる手もあるようです。レースカーテンを透かして厚手のカーテンの色柄が見えると、また違った雰囲気になります。
 インテリアコーディネートには、基調色が部屋全体の70%、協調色が25%、強調色が5%を占めるように、という一応のセオリーがあります。けれども、この秋冬は、ちょっと冒険をして、個性的な空間演出に挑戦してみては。

 
 

広さにプラスしたい落ち着き


広さにプラスしたい落ち着き

 戸建て住宅もマンションも、開放感のある広々としたリビングが主流ですが、そこに不満はありませんか。
「 広くて、かえって落ち着かない」と、暮らしてみてから感じる人もいるようです。理由は、家族の出入りが多いリビングでは動線が乱雑になりがちだからでしょう。
 動線を整理するには、ソファやテーブルといった家具の配置を変えるのが簡単な方法ですが、リビングの面積に余裕があれば、収納家具やパーテーションなどを用いて仕切る方法もあります。そうして「自分の空間」を作ると、リビングに落ち着きが生まれます。
 収納家具やパーテーションをキャスター付きの可動式にすれば、リビングをより柔軟に使え、生活スタイルの変化にも対応しやすくなります。圧迫感を抑えるため、仕切りの高さはせいぜい1.5 メートルまでとします。
 広々としたリビングへのリフォームをお考えの方、ぜひご参考に。

 
 

押し入れをミニ書斎に


押し入れをミニ書斎に

 押し入れを有効利用しましょう。
 不用品が入れっぱなしで、何がしまってあるやら探し物をする気にもならない―― お宅にも、そんな押し入れはありませんか。ある? それは、もったいない。
 なまじ収納スペースがあるから不用品もたまる、という意見にも一理あります。ものをためない暮らしと空間の有効利用を一挙に実現してくれそうなのが、押し入れリフォームです。
 たとえば、間口の大きな押し入れなら、ミニ書斎に変えられます。中段の板を机にしてパソコンを置き、照明や収納棚を備えると基本は完成。部屋と調和するよう、内部の壁紙や塗装に気をつかうのも大切です。ふすまは外すので、カーテンやロールスクリーンを取り付けて、必要に応じて隠せるようにしておくとよいでしょう。
 書きものや調べものに集中したいのに、場所がない。そんなお父さん、お母さんの便利なスペースになりそうですね。

 
 

引き戸の利点を考えてみよう


引き戸の利点を 考えてみよう

 洋室のドアを開き戸から引き戸に変えてみませんか。
 利点は、開き戸のように前後に開閉させるスペースが要らない分、空間を有効に使えること。また、荷物を持ったままの開閉も、最新式の引き戸ならスムーズで楽です。車いすの利用者にとっても、引き戸は開き戸より使いやすいようです。
 とくに小さな子供がいると、引き戸に指をはさまないかと心配ですが、そんな危険を減らすために、勢いよく戸の本体を動かしても、自動ブレーキがかかってゆっくりと閉まる機能を備えた商品も出ています。
 気をつけたいのは、開き戸にくらべると、音や空気が漏れやすいこと。暖房効率との兼ね合いもあるので、設置個所をよく検討することも大切です。

 

 
 

狭い庭に奥行きを演出する


狭い庭に奥行きを演出する

 雪のシーズンを迎える前に、外構のリフォームをしてみませんか。狭く感じる庭を大きく見せる方法があります。
 居間に面した部分に砂利と飛び石を敷いているのがよく見られる庭ですが、ともすると単調で、狭さが気になることがあります。
 解決策の一つは、曲がりくねった小道。レンガなどで庭につくる小道を曲がりくねったものにすると、実際以上に広く見える効果があります。奥行きが強調されるのです。あわせて小道のわきに花を植えたり、鉢を置くのも効果を高めます。
パーゴラやアーチを設けるのも策のひとつ。庭の中に高低差をつくって遠近感を生むと、実際以上の広さが感じられます。狭い庭にパーゴラやアーチを設置すると余計に狭くなると考えがちですが、上手な配置を考えると、逆に広さの演出が可能です。クリスマスのオーナメントにも利用できます。
 次の春をすてきな庭で迎えましょう。

 
 

教会じゃなくてもステンドグラス


教会じゃなくてもステンドグラス

 お母さん、思い出してみてください。
 たしか昭和50年代の初め頃、動物柄や花柄、あるいは〈キキとララ〉などのキャラクターのシールを窓ガラスに貼るのが流行りませんでしたか。なかには幾何学模様のシールもあって、なんだか教会のステンドグラスっぽい雰囲気だったのを覚えています。
 それが再ブーム―― というのではなくて、本物のステンドグラスを取り付ける住まいが珍しくなくなっているようです。
 住宅用のステンドグラスは色柄デザインも豊富になり、オーダーメイドを受け付ける会社もあるそうです。玄関横のサッシ窓に付けると床に当たる光模様がきれいですし、隣家に面した窓の目隠しとしてもおしゃれな印象。窓だけでなく、住まいの雰囲気に合わせて間仕切り壁や室内ドアにはめ込んでみてもよいでしょう。
 空間が華やぐリフォームのひと工夫として検討してみてはいかが。

 

 
 

そのソファは、どうしますか?


そのソファは、 どうしますか?

 リビングのリフォームを機にソファを買い替えようと考えている人はいませんか。
 あるいは今あるソファはリフォームプランの考慮に入っていますか。
 リビングの中で、もっとも存在感のある家具といえば、やはりソファでしょう。ですから、たんに座り心地だけでなく、リビング内の動線や他の家具のバランス、部屋全体の雰囲気までも計算に入れて選ぶことが大切です。
 専門家によると、12畳の空間に置くのなら、部屋が窮屈に見えないファの大きさは幅2メートルまで、奥行き90センチまで。テーブルとの間隔は60センチを目安にするとよいそうです。
 軟らかく、深く沈み込むソファは心地よいものですが、長時間座ると腰への負担や脚の疲れが生じやすく、立ち上がる際には膝への負担が大きいというので慎重に選びましょう。座面と背もたれの下方がやや硬めのソファの方が、かえって快適に使えるようです。

 
 

戸建て住宅だって宅配ボックス


戸建て住宅だって宅配ボックス

 マンションでは常識の宅配ボック 狭い庭に奥行きを演出するス。戸建てのお宅でもいかがでしょうか。
 通販をよく利用するけれども家を留守にすることが多く、再配達の連絡をして後日届くのを待つのが面倒――そんな方に便利なのが、宅配ボックス。近年では賃貸の集合住宅や戸建て住宅にも設置が広がっているようです。 形式は多様で、郵便受けと一緒に門柱に埋め込む型、門扉の外側に届け口、内側に受取口を設ける両面開き型ほか、玄関先への据え置き型、
壁掛け型などもあります。タイプによって異なりますが、基本的には、業者が伝票を差し込むと、届け口の操作盤にセットしておいた印鑑が捺されて受領印となる仕組みです。荷物の受け取りだけでなく、宅配物やクリーニングの集荷に利用できるものもあります。
 とくに共働き家庭などでは、使いでのある設備といえましょう。増改築や外構のリフォームを計画している人は、プランに入れてみたくありませんか。

 
 

ペットも人もストレス無しに


ペットも人もストレス無しに

 ちゃんとしつけたはずなのに、よく無駄吠えをする――もしかしたら、犬にとってストレスのたまる住まいになっているのかもしれません。ペットの暮らしやすさ、という観点から、一度、自宅を見直してみましょう。
 床材選びは基本中の基本。犬の行動経路をすべりやすい床材のままにしていませんか。あるいはカーペットの毛足が長くて爪をひっかけていませんか。
 運動量の多い犬を室内で飼うのなら、室内に適当に動き回れるスペースや経路を確保してあげましょう。
 リビングの一角などに、安心できる居場所はありますか。その場所が手入れしづらく、乱雑になっていませんか。
 もちろん、飼い主にとっても、ペット世話のしづらさがストレスにつながらないことが大切。傷や汚れに強い床材や消臭効果の高い壁紙、ペットも洗えるシャワー付き洗面台など、「ペット仕様」の製品を取れ入れるリフォームをしてみませんか。

 
 

棚の奥行き浅くてもOK


棚の奥行き浅くてもOK

 あふれる本やCD、DVDの収納は、多くの人にとって、リフォームの際に解決したい問題の一つ。造り付け家具をあつらえるにしても、組合せ式の収納ユニットで対処するにしても、棚の奥行きがポイントになります。
 A4サイズの奥行き(21 センチ)に設定しておけば何でも納めやすい、と考えがちですが、扉をつけないのなら、もっと浅くてもOKです。15センチあれば、一般的な単行本のサイズである四六判がおさまります。
 蔵書が文庫や新書中心の場合、棚が深すぎると、どうしても本の手前にまた本を置いてしまい、奥の本が隠れてしまいます。もっと浅くして、奥行き10センチ前後にしてみるのもいいでしょう。これだと、本がちょっと棚からはみ出ますが、指がかけられるので、かえって取り出しやすくなります。
 薄くて自立しない雑誌は横にして積み重ねる収納を検討してみてください。あまり重なりすぎないよう、適切に中段を設けると、出し入れしやすくなり、雑誌の傷みも少なくなります。